makichang2525’s blog

アラサーBBAの何気ない日常を綴っています(^^)

最近読んでおもしろかった小説

 

 

ムゲンの-アイ-

 

 

知念実希人 著

上―349ページ         

下―364ページ(エピローグ込み)

2019年9月22日発行

 

 

 

※あらすじ※

冒頭の文章に注目です。

精神内科医である識名愛衣は

イレス患者(眠ったまま目覚めなくなる奇病)

を3人担当していた。

ただでさえ珍しいイレス患者が愛衣の勤める病院に

一気に4人も運ばれてきたのだ。

 

その4人を目覚めさせるため祖母の教えを仰ぎ

「ユタ」として「マブイグミ」を実行する愛衣。

 

マブイグミをすると患者が作りだした夢の世界に入り込み、

そこではまず、「ククル」を探す。

 

ククルと共に夢の世界を旅して

イレス患者のククルを探す。

その患者のククルからユタと呼ばれる愛衣が

アプローチし、3人のイレス患者を目覚めさせる。

 

最後の患者のマブイグミをしようとしたところ、

衝撃の事実が明らかになる。

 

さらには5人目のイレス患者の存在が

明らかになり!!

 

 

 

 

 

※感想※

 

まず登場人物全てが怪しく思えるwww

主人公の精神科医愛衣も

子供の頃に巻き込まれた事件によって

心に傷をかかえていて、

そんな彼女が患者のマブイグミを行うことで

自分自身を助けることにもつながる。

後半で話がつながってくると、

「なるほど、そういうことか!」

とすっきりします。

 

初めてのマブイグミでは

愛衣の間抜けじみた発言や行動に

イライラするけど、

ユタとしてイレス患者を救っていくことで、

愛衣も成長していき、

頼れる人物になっていく。

 

スリルありサスペンスあり、

感動ありの

ドキドキハラハラなSF小説です。

 

※どんな人にオススメ?※

仕事や生活に疲れて

少し現実から離れたい時に

読むと、空想の世界にひたりながらも、

周りにいてくれる人を見つめなおせる

作品だと思います。

 

 

今日は短めですが、おわり!

ありがとうございました(^O^)

 

8/21公開、映画「糸」について感想。ネタバレ

 

 

2020年8月12日、全国東宝系映画館にて

先行公開された映画「糸」を観てきましたので、

それについてあらすじ、ストーリー、登場人物の説明です。

 

公開日:2020年8月21日

上映時間:130分(最初の宣伝込み)

監督:瀬々敬久

出演:菅田将暉、小松菜奈、榮倉奈々、他豪華出演者多数

 

 

 

 

 

 

 

~あらすじ~

 

平成13年の花火大会で出会った葵(小松菜奈)と蓮(菅田将暉)

当時13歳の葵が親に虐待されていることを知った蓮は葵と共に家出を決行。

しかし、警察と葵の両親に連れ戻され2人は離れ離れになってしまう。

幼いころの強烈な記憶により強く惹かれあう2人。

しかし気持ちとは裏腹に2人の糸が重なることはなかった。

数年後、蓮は別の女性と結婚し、葵はシンガポールで事業を始める。

そんな2人の糸が再び巡り合うときはくるのか???

どうなっちゃうの??

そんな平成から令和までの2人のラブストーリーです(^○^)

 

 

ー以下ネタバレー

 

 

~ストーリー~

 

 

平成13年。

北海道で生まれ育った園田葵(小松菜奈)と高橋蓮(菅田将暉)。

13歳のとき、花火大会で2人は出会う。

坂道を自転車で落っこちてきた蓮に絆創膏を差し出す葵。

左腕に包帯を巻いている葵を見て「大丈夫?」と声をかける蓮。

自分の方がケガをしているのに人を気遣う蓮に惹かれる葵。

蓮もまた葵に惹かれる。

蓮は将来プロのサッカー選手になりたいと話す。

葵は将来フツウに生きたいと。

蓮のサッカーの試合の日、葵はお弁当を作って来てくれた。

その後「帰りたくない」と訴える葵に「明日また会おう」と返す蓮。

翌日約束の場所で待つ蓮だったが葵は来なかった。

 

 

葵の友人から自宅を聞き出し葵の家へ行く蓮。

そこに葵はおらず、帰ろうとした。

その時、左目に眼帯をした葵が歩いて来るのが見えた。

 

葵は父親から虐待を受けていた。

蓮は葵を連れて青森へ逃げようとする。

 

2人は冬場は使われていないキャンプ施設へ潜り込む。

翌日フェリーで青森へ行くことに。

 

翌日、小屋を後にしようとしたところ、

葵が「もういいよ」と。

しかし蓮は葵の手を取り引っ張っていく。

 

その時、2人のそばを警察車両が通り、

警察官と葵の両親が出てくる。

葵の母親は心配そうな表情を見せ

葵を抱きしめるが、葵の耳元で「そのケガは転んだことにしときなさい」と。

それを聞いた瞬間逃げ出そうとする葵。

 

蓮は葵の手を取り走り出すが、

すぐに警察に捕まってしまった。

葵の手を強く握る蓮だが、2人の手は離れてしまった。

蓮はパトカーに乗せられ去っていく葵に

「葵ちゃん!」と叫び続けた。

 

 

平成20年。

共通の友人の結婚式で東京で再会する2人。

蓮は北海道のチーズ工房で働く青年に、

葵は東京の大学へ通う女子大生になっていた。

葵とのことは過去のことのように話す蓮だが、

本当は最近まで葵からもらったミサンガをつけていた。

「行かなきゃ」と言う葵を追いかける蓮。

 

葵は男が迎えに来た車に乗って去ってしまった。

 

平成22年。

蓮は同じチーズ工房で働く先輩と住むため、

市役所へ転出届を出しに来ていた。

そこで葵を見かける。

葵は母の生活保護のことで市役所に来ていた。

葵は「母に会いたいのではなく、

義父の暴力が娘である葵に向いたときに庇わなかったことを

ただ謝ってほしかった」と話す。

蓮と共に葵の母を探す2人。

葵の母の兄の家を突き止めるが、すでに母は亡くなっていた。

泣き出してしまう葵を抱きしめる蓮。

葵には沖縄に一緒に暮らしている男がいて、

蓮は別の女性と付き合っていて、2人の運命は絡まることなく

別れることになる。

蓮は葵を空港まで送る。

その時、蓮は今フツウに生きてると伝える。

葵は世界を飛び回る人になると伝え、幼いころの夢とは真逆に生きようと

変わった2人。

 

沖縄に帰った葵だが、

一緒に住んでいた男は大金を残して消えていた。

 

平成23年。

キャバクラで働いていた時に知り合ったレイコ(山本美月)の紹介で、

シンガポールでネイリストとして働きだした葵。

レイコと共にネイリストを派遣する会社を立ち上げ、

シンガポールで女社長として成功していく。

 

蓮はチーズ工房の先輩カオリ(榮倉奈々)と結婚。

蓮とカオリとの間に子供が出来る。

と共にカオリがガンに侵されていることを知る。

 

平成26年。

外出をしている蓮とカオリ、そして娘。

おそらくは余命宣告されているであろうカオリ。

そんなカオリと娘を見て泣き出す蓮。

カオリは娘に「偉い人にならなくていい、泣いてる人がいたら

抱きしめてあげられる人になりなさい」と話す。

泣いている父を抱きしめる娘。

それからみるみるうちに弱っていくカオリ。

カオリには中学から10年付き合った元カレがいて、

蓮には内緒で元カレに病院に来てもらっていた。

「いろいろな人に会いたくなっちゃって」と話すカオリ。

それからしばらくして、カオリはこの世を去った。

 

蓮はそれから、ネットで見つけた世界チーズ選手権に挑戦し始める。

 

 

平成30年。

女社長として成功していた葵だが、レイコの裏切りにより

会社を失ってしまう。

その後は日本に帰り、東京のネイルサロンで働いていた。

 

平成31年。

葵が働くサロンにかつてシンガポールで共に働いていた男性が現れ、

シンガポールでまた起業するから一緒に来てほしいと誘われる。

一緒に行く決意をしたかに見えた葵。

しかし自分が昔世話になったおばあさんが

子供たちに無償で食事を提供していることが、

たまたま目に入ったネットニュースにあがっていて、

そのおばあさんに会うため、北海道へ向かう。

 

蓮は失敗作から生まれたチーズが、

ミシュランを獲得するレストランで使ってもらえることになり、

東京へ来ていた。

 

歩道橋を歩く蓮と、その下の歩道を歩く葵。

2人は互いの存在に気付くことなくそれぞれの目的の場所へ行く。

 

 

北海道のおばあさんの元を訪れる葵。

「おかえり」と葵に声をかけ、

昔のようにご飯を食べさせてくれるおばあさん。

葵は「なんでかこのご飯がいちばんおいしい」と涙を流す。

その時、葵を後ろから抱きしめてくれる女の子が。

その子は葵に「泣いてる人がいたら抱きしめてあげなさい」と

母に言われていたことを話す。

その子はおばあさんの食堂によくチーズを届けに来てくれていたらしい。

仕事の終わった蓮が娘を迎えに来る。

何かを感じ取った葵は外に出て女の子を抱っこして歩く蓮の

後姿を見る。

追いかけようとする葵だが、おばあさんが

「亡くなったんだよ、あの子のお母さん」と言い、

葵は声をかけずに見送る。

 

蓮と娘はチーズ工房へ帰宅。

娘から今日あったことを聞いた蓮は

何かを感じ取り、車へと走り出す。

工房の仲間に「どこ行くんだよ」と言われ、

「どこ行くんだよ」と自身でもつぶやき、

走っていた勢いを止め、チーズ工房の仲間の

集まるところへ戻る。

その時、娘が蓮にどんぐりを投げてきた。

どんぐりは蓮に命中して「当たった」とにっこり笑う娘。

そのしぐさは、カオリが生前蓮の背中を後押しするとき

どんぐりを蓮に当てて「行け!」と言っていた様子と

そっくりで、蓮は再び車へと走り出す。

 

食堂のおばあさんを訪ねる蓮。

葵はすでにいなかった。

おばあさんによると、葵は

「フェリーで函館から青森へ行ってみたい」

と話していたようだ。

 

フェリー乗り場へと車を走らせる蓮。

この日は平成最後の日で、令和へのカウントダウンをするため

大勢の人が集まっていた。

 

フェリーへ乗り込む葵。

中学生のころは「葵ちゃん」と呼んでいたが、

平成20年に再会してからは「園田さん」と呼び掛けていた蓮。

葵を探す蓮はいつしか昔手が離れてしまった時のように

「葵ちゃん!」「葵!」と叫びながら葵を必死に探す。

 

葵は蓮の声が聞こえた気がしてフェリーを降りて蓮を探す。

人の多さで近くにいるのに巡り合うことが出来ない2人。

 

フェリーは出発してしまった。

「葵!」と叫び出発したフェリーを見つめる蓮。

力なく垂れた手に重なる誰かの手のひら。

振り返ると葵に手を握られていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・感想・・・・・

 

冒頭の菅田将暉さんがチャリを漕ぐ

引きからアップまでのシーンでまず引き込まれます!

顔面強すぎ!!(え?(;゚Д゚)そっち?www)

 

辛くて大変なこと、災害の事実も描かれているけど、

そこはさらっと流されていて、

まぁそこまで落ちることなく

最終的にはハッピーエンド?ですね。

この作品は映画館で観れて良かったです。

 

誰にでも起こりうることを「糸」という題材になぞらえて、

重なってつながって、絡まり合って、離れて、切れて、

上手いこと表現されている映画でした。

 

蓮と葵だけでなく、その2人の周りの人物の糸がどうなるのかも

観ていて興味をそそられます。

 

終盤のフェリー乗り場で

音が大きくなったので、大事な場面だったのかもしれないですが、

個人的には開始約20分、中学生時代の2人が家出をして

引き離された瞬間がこの映画のピークでした。

そこはちょっとウルっときた(´;ω;`)

 

あとはモデルの贅沢使い!(笑)

小松菜奈さん、榮倉奈々さん、山本美月さん!

いやいや、美女多すぎやろ!

 

加えて二階堂ふみさんも出演されているし、

おばあさん役の倍賞美津子さん上手すぎやし、

キャストがめちゃめちゃ豪華でした。

 

エンディングロールでは葵と蓮の結婚式の様子が

映されて、それが終わると菅田将暉さんと石崎ヒューイさんが歌う

「糸」が流れるので最後まで席を立てません。

 

ちなみに映画中では中島みゆきさんが歌う「糸」は

3回流れたと思います。

 

人との出会いの大切さを考えさせられる

あったかい映画でした。

 

久々に姪っ子との付き合い以外で映画館行ったけど、

映画館って楽しい!たぶん映画館で観たほうが得るものが多いかも。

このご時世絶対行ってください!とは言えないけど、

お時間のある方は映画館で映画を観ることの楽しさを

思い出してほしいです(ナニサマ発言スミマセン💦)

 

 

以上、長くなってしまい申し訳ありません(;^_^A

ここまで読んで頂きありがとうございました!

 

「ミッドナイトランナー」 映画感想

 

 

2017年に公開された韓国映画。

現在日テレ系で放送されている土曜ドラマ、

「ミッドナイトランナー」のモデルになった作品です。

ちなみにドラマの第1話、第2話の内容が映画が元になっている部分です。

 

 

 

上映時間:109分

監督:キム・ジュファン

出演:カン・ハヌル、パク・ソジュン他

オススメ度:★★★☆☆

 

 

 

映画とドラマの役で同じ人物とされるのは、

ギジュン(パク・ソジュン)=次郎ちゃん(平野紫耀)

ヒヨル(カン・ハヌル)=かい君(中島健人)

 

 

~あらすじ~

 

警察大学に通う行動派のギジュンと頭脳派のヒヨル。

 2人は外泊日に「青春活動」と称して

女の子をナンパしにいく。

一人の女の子に狙いを定めるが、その子が誘拐される現場を

目撃した2人は思いもよらない事件に巻き込まれていく。

 

~ストーリー~

 

警察大学の最終課題、ランニングで足を負傷したヒヨル。

そこをギジュンが助けたことで2人は仲良くなる。

 

警察大学では誘拐事件についての講義や、

刃物を持った犯人を取り押さえる方法の実技等色々なことを

学んでいた。

 

そんな2人に訪れた休暇の日。

「青春活動」と称してクラブへ繰り出し

女の子をナンパしに行くが失敗に終わる。

その帰り、一人歩く少女を発見。

その子をナンパすることにした2人だが、

少女は車に乗せられ誘拐された。

 

誘拐事件を目撃した2人は

すぐに警察に通報し、警察署でも申告した。

当然すぐに警察が動いてくれると思っていたが、

事件が立て込んでおりすぐに捜査を始めることは

出来ないと言われる。

 

2人は警察大学で習ったことをもとに

自分たちで捜査することにする。

 

捜査をすすめ、犯人グループのアジトにたどり着く。

しかしそのアジトにはナンパしようとした少女以外にも

たくさんの少女が監禁されていた。

 

出血があり、瀕死の状態の少女をまず救出しようとするが、

敵は援軍を呼んでいて、逆に捕まり

つるし上げられる。

 

気が付いた2人は一旦アジトを脱出し、

警察署に逃げ込む。

警察大学の生徒である2人を引き取りに来る先生。

自分たちが見たことを先生に報告し、現役警察官を連れて

敵のアジトに戻る。しかし、犯人グループも少女も

すでにいなくなっていた。

 

誘拐に使われていた車のナンバーを

覚えていたヒヨルは、そのナンバーを元に

捜査してほしいことを伝える。

しかしここでも、捜査に順番があり、

すぐには調べることが出来ないと言われた2人。

 

2人は監視カメラに映ったものを捜査できる人物に

協力を仰ぎ、車のナンバーからなにか分かれば

携帯に連絡を入れてもらうよう頼む。

 

 

連絡があるまで2人は体を鍛え、

犯人グループとの実践に備える。

 

そんな時、協力を仰いだ人物から連絡が入る。

誘拐事件で使われていた車が映った監視カメラ映像を発見し、

その映像は2回とも後ろにH産婦人科の文字が入った車がついてきていた。

 

先日潜り込んだ犯人グループのアジトと、

H産婦人科から、違法な卵子売買がされていることを

突き止める。次の売買の日に必ず少女達は

その産婦人科で卵子提供の手術を受けると踏んだヒヨルとギジュン。

2人はH産婦人科のHPを調べ、次の卵子提供が行われる日に

乗り込むことにした。

 

警察大学で、授業で使うと言って防具や武器を持ち出す2人。

武装して産婦人科に乗り込む。

 

その産婦人科では今にも卵子を取り出す手術が行われようとしていた。

 

犯人グループを倒しながら少女の元へ進む2人。

 

最後のボスを倒し、少女たちを助け出すことに成功。

 

それから数日。

警察大学では、2人の行動に対する処分を決める会議が行われていた。

外で待つ2人。

通常であれば退学。

しかし、2人の行動は市民を助ける警察官としては良い行いとされ、

2人は退学を免れた。その代わりに数百時間の奉仕活動を命じられる。

 

奉仕活動で警察大学の掃除をしていた2人。

そこへ、先日助け出した少女が現れる。

少女は2人に近づき、泣きながら「ありがとうございます」と伝え、

2人を抱きしめた。

 

 

・・・・・感想・・・・・

 

梨泰院クラスでお馴染みのパク・ソジュンさんと、

演技力に定評があるカン・ハヌルさん。

2人の肉体美と、その肉体から繰り出される

迫力あるアクションシーンは必見です。

 

2人ともまた演技が上手い!!(ナニサマ発言ごめんなさい💦)

ちょっとアホっぽいギジュンと真面目でお堅いヒヨルの

掛け合いは絶妙で笑えました。

 

1回負けるけど諦めずに肉体を鍛え上げて救い出すのが

またいいですね。

やっぱり正義には勝ってほしい( ̄▽ ̄)

 

笑いあり、アクションあり、社会問題ありの

青春アクション映画です。

 

私は日本のドラマ版の「ミッドナイトランナー」よりも

韓国映画の「ミッドナイトランナー」の方が好きでした。

 

以上、おしまい。

読んで頂きありがとうございました。

「アルキメデスの大戦」 映画紹介

 

 

 

 

三田紀房さんによるマンガが原作。それを実写化した作品。

2019年公開。

上映時間:130分

監督:山崎 貴

出演者:菅田将暉・柄本佑・浜辺美波・笑福亭鶴瓶・小林克也

    小日向文世・舘ひろし 他

オススメ度:★★★☆☆

 

 

 

 

時は昭和8年。

国際連盟を脱退した日本は、新たな兵器を造ろうと

軍会議を行っていた。巨大戦艦派と空母派で対立する意見。

料亭にて天才数学者:櫂直(菅田将暉)を見つけた山本五十六少尉(舘ひろし)は

櫂を海軍に引き入れ、数学の力で対立する戦艦派の意見の不正を暴いていく。

 

 

 

~あらすじ~

 

 

昭和20年、戦艦「大和」はアメリカ軍の戦闘機によって

沈められた。

 

さかのぼること12年。昭和8年。

軍予算で何を造るか会議が開かれていた。

「図体が大きいだけの戦艦などこれからの戦争には必要ない。

 航空機が主力となる」と話し空母を推す山本少尉(舘ひろし)。

対するは模型を使って恰好良さをアピールする戦艦派。

決議は次回に持ち越されることとなる。

 

 

料亭にて。

中将と食事をしていた山本少尉は

天才数学者の櫂直(菅田将暉)を見つける。

軍人を嫌う櫂に、数学の力で軍艦製作に掛かる

不正予算を暴いてほしいと依頼する。

 

一度は断った櫂だが、

「戦争がおこる」と言われ

不正予算を暴くことを決意。

 

不正予算を暴く方法を考える櫂。

資料を探すが、機密事項だからとの決まりや、

軍艦派の邪魔によって資料は全く集まらなかった。

 

資料が何もなかったため、

実際の軍艦を見に行くことにした櫂。

戦艦「ナガト」に乗り込み、

設計図を盗み見て、

小さな巻き尺で大きな軍艦のサイズを測る。

 

軍本部に戻った櫂は、

予算の概算を出すために、

盗み見た設計図と、巻き尺で測った軍艦のサイズを元に、

独学で軍艦の設計図を描く。

 

船を造る時の

人件費や材料費の資料が欲しい櫂だが、

東日本ではどこも協力してくれず、

大阪の造船所へ資料を求めに行く。

費用を計算していく櫂だが、

突然会議が翌日開かれることが伝わる。

時間がない櫂は鉄の重量のみで見積もりを出す数式を考える。

 

会議ギリギリに到着した櫂だが、

鉄の重量の計算がまだ終わっておらず、

数学を用いた説明で

会議を引き延ばす。

計算が終わり軍艦の予算を計算した櫂。

最初に提出された見積もりの約2倍の費用が

掛かることが分かった。

 

しかし、軍艦派の上手い言葉によって

結局軍艦を造ろうという方向に向かう。

そんな時実際の設計図を見た櫂は、

自身が独学で描いた設計図と酷似していることに気付く。

元々の設計図では、年2回の台風の余波を想定しておらず、

設計が甘いことを説明。

軍艦の設計者は負けを認め、空母が造られることとなった。

 

 

会議から1か月後。

造船所に呼ばれた櫂。

設計者から戦艦「大和」の20分の1サイズの模型を

見せられた櫂は美しい戦艦に魅了される。

しかし、戦艦を造れば戦争がおこる、

造ってはいけないと自分を戒める。

 

そこで、「大和」設計者の

思いもよらない計画を聞くこととなる。

 

「戦争は必ず起こる。これまでの戦争で勝利を収めた日本は

負けを知らない。負けを認めることが出来ない。

そのために絶対沈まないと信じさせる戦艦が必要。

日本の象徴、よりしろとする船を造り、

それが沈められることで負けたと認めさせる、

そのために造りたい。完璧な戦艦を造るためには

櫂の力が必要」

と話す設計者。

 

 

9年後。

戦艦「大和」の進水式が行われていた。

その式に出席し、戦艦「大和」を見て涙する櫂。

「この船がまるで日本という国を象徴しているようだ」

と話す。

 

 

*****感想*****

 

軍人の机上の戦争とはまさにその通り。

軍会議での熱いバトル。

戦争映画かと思いきや、

数学で完璧な軍艦を設計し、完成させるまでの話。

 

美しいものを見ると測らずにはいられない

櫂少佐の変人っぷりは見所です。

 

軍艦は昔の男のロマンだったのか?

凄いものを造りたいという

男たちの熱い思い。

少しだけ伝わりました。

 

数学の数式はさっぱりわかりませんでしたが、

菅田将暉さんがボードに数式を書いていくシーンは

圧倒されました。

 

以上、読んで頂き

ありがとうございました。

最近観た少女漫画が原作の映画まとめ

 

 

こんばんは!!

まっきんです。

ブログをというかパソコンも最近全く開いておらず、

ご無沙汰の更新になってしまいました。

 

 

本日は最近ハマっている少女漫画が原作の映画

まとめてご紹介したいと思います。

 

視聴作品ランキング形式で♪

(個人的見解)

 

 

 

以上4作品のノミネートです。

 

 

まずは...

第1位   「君に届け」

 

椎名軽穂さんが描いたマンガをもとにした作品です。

初公開 :2010年

上映時間:128分

監督  :熊澤 尚人さん

出演者 :三浦春馬さん、多部未華子さん他

胸キュン度→♥♥♥

 

~あらすじ~

 

 爽子(多部未華子)は超まじめで根っからの善人だが、見た目が陰気で

幽霊のよう。そんな爽子に着いたあだ名は有名映画の幽霊「貞子」。

 そんな爽子に怖がることなくフツウに接してくれた爽やかが代名詞のような

人間 風早(三浦春馬)。

 両極端にいるかのように見える2人の甘酸っぱい恋物語です。

 

・・・・・感想・・・・・

 

こちらの原作になったマンガ10巻くらいまでは

呼んだことあります。 

風早くんかっこいいな!!

友情、ライバル、恋愛、いじめ(みたいなこと)

とにかく青春時代の色々な要素が含まれています。

出演者も超豪華!!だからこそ三浦春馬さんのことは

ショックでしかたない

 

 

第2位   「俺物語!!」

 

アルコさんが描いたマンガを原作とした作品。

初公開 :2015年

上映時間:105分

監督  :河合 勇人さん

出演者 :鈴木亮平さん、永野芽郁さん、坂口健太郎さん他

胸キュン度→♥♥

 

~あらすじ~

 

 猛男(鈴木亮平)は男からの人望が厚い高校生離れした老け顔の

超男らしい性格の持ち主。

 そんな猛男は惚れっぽいが好きになった女子はみんな親友で

超イケメンの砂川くん(坂口健太郎)のことを好きになる。

 大和さん(永野芽郁)がガラの悪い男に絡まれてるところを猛男が

助けたことによって猛男は大和さんに惚れてしまう。

 当然のことながら大和さんは砂川くんを好きだと思い込んだ

猛男は大和さんの恋を応援しようとことあるごとに気遣いを見せる。

 猛男の片思いの行方は?

 

・・・・・感想・・・・・

 

こちらの漫画は全巻読破しました♪

永野芽郁ちゃんかわいい(⋈◍>◡<◍)。✧♡

最近日本の映画やドラマを観るようになって

日本の俳優さん、女優さんの良さを覚えました。

坂口健太郎さんもめっちゃかっこいいし!

鈴木亮平さんも原作のイメージ通りで(原作ほどムサくないけど)

オモシロかったです。

 

 

第3位   「ヒロイン失格」

 

幸田もも子さんが描いたマンガが原作のお話。

初公開 :2015年

上映時間:112分

監督  :英勉さん

出演者 :桐谷美玲さん、山﨑賢人さん、坂口健太郎さん他

胸キュン度→♥♥

 

~あらすじ~

 

 自分のことをヒロインとみたてて周りはエキストラ扱い、

王道ヒロインとはかけ離れた根性を持つ はとり(桐谷美玲)

 そんなヒロインはとりは幼馴染でイケメンモテ男だけどヘタレな

利太(山﨑賢人)のことが好き。利太をヒーローにみたてて

いつかはヒロインと結ばれる運命と思っているはとり。

 しかし利太は自分じゃない女の子と付き合ってしまう。

 学校の人気者でイケメンな弘光くん(坂口健太郎)に

声をかけられ助けられ、気持ちが揺れ動くはとり。

 はとりの恋は一体どうなるのか?

 

・・・・・感想・・・・・

 

こちらの作品も全巻読破しています。

マンガが原作の物語って主演がかわいい、もしくは

カッコいいと思えることが大事だと思うのですが、

桐谷美玲さんかわいいし、山﨑賢人さんもカッコ良かったです。

利太もヘタレっぽいけどなかなかの男気を見せます。

女子なら坂口健太郎さんを抱きしめたくなること間違いなし!←え?www

 

 

第4位   「センセイ君主」

 

幸田もも子さんが描くマンガが原作のお話。

初公開 :2018年

上映時間:105分

監督  :月川翔さん

出演者 :竹内涼真さん、浜辺美波さん他

胸キュン度→♥

 

~あらすじ~

 

 さまるん(浜辺美波)はおバカでまっ直ぐな性格。

高校生になったさまるんは彼氏が欲しい!!

 さまるんのクラスの臨時担任となった数学教師の弘光センセイ(竹内涼真)

見た目イケメンな弘光センセイに女子は大盛り上がり。

しかし、弘光センセイの冷たい態度に女子はボイコットを計画。

弘光センセイが実は優しいことを知っているさまるんはボイコットを阻止。

 弘光センセイに惹かれ、まっすぐに気持ちを表現するさまるんだが、

全く相手にされず。

 さまるんの気持ちは弘光センセイに届くのか?

 

・・・・・感想・・・・・

 

この漫画は読んだことがありませんでした。

ヒロイン失格と作者が同じで、お気づきの方も

いらっしゃるかと思いますが、弘光センセイなんと

ヒロイン失格の弘光くんの実の兄でございます。

そんなところも盛り上がりポイント♪

さまるんのまっすぐなところ羨ましいなって思いました。

 

 

以上、最近観た映画をランキング形式でご紹介いたしました。

読んで頂きありがとうございました。

 

11日間の入院で持って行って良かった物(&その他記録)

 

 

こんばんは!!

お久しぶりです。

最近ちょっとした持病で入院していまして、

だいぶブログさぼってしまいましたが、

今回は入院中の記録についてまとめたいと思います。

 

 

 

 

 

 

入院中の記録スライド

 

f:id:makichang2525:20200714212626p:plain

f:id:makichang2525:20200714212646p:plain

f:id:makichang2525:20200714212708p:plain

f:id:makichang2525:20200714212725p:plain

f:id:makichang2525:20200714212741p:plain

f:id:makichang2525:20200714212758p:plain

f:id:makichang2525:20200714212818p:plain

f:id:makichang2525:20200714212834p:plain

f:id:makichang2525:20200714212851p:plain

f:id:makichang2525:20200714212908p:plain

f:id:makichang2525:20200714212931p:plain

f:id:makichang2525:20200714212946p:plain

 

 

食事(見にくくてごめんなさい) 

f:id:makichang2525:20200714214124p:plain




持って行ってよかったもの

  • デオドランドシート(毎日お風呂に入れないから)
  • 千円札(テレビカード用)
  • 100円玉(洗濯用)
  • 本(暇つぶし)
  • タオルケット(病院の布団少し匂うから)
  • 枕に敷くバスタオル(タオルケットと同じ理由)
  • ノーパソ(ネットは出来ないがDVD視聴や記録に使えた)

 

 

持っていけばよかったもの

  • お金をもう少し持っていけば良かった
  • パジャマもう1組(1組しか持っていかなかった)
  • バスタオル(お風呂用タオルはスポーツタオルにしていた)
  • ファブリーズ的な(とにかく臭い)
  • リハビリ着(捨てて帰ろうと思って古いTシャツと短パンで行ったら思いのほか恥ずかしかった)
  • 紙コップ付きのインスタントコーヒー(3日目に購入した、気分が上がる)

 

必要なかったもの

  • スプーン(割りばしで事足りた)
  • 食器用洗剤(割りばししか使ってないから)
  • スケジュール帳(特に予定書く必要なかった)
  • 箱ティッシュ2箱(1箱で充分www)

 

まとめ

 

私はリハビリ目的で入院しましたが、

どのくらい入院するかが分からず

しかも初めての入院で余計に必要物が

分かりませんでした。

 

入院のしおりに必要なものが記載されているので、

そこに書いているものを準備すれば最低限は

事足ります。

 

ただ、リハビリ目的のため

日中の暇つぶしアイテムが

ありがたかったです。

テレビ、パソコン、本です。

そこに3日目にはコーヒーを購入したので、

少し穏やかな時間を過ごせました。

 

暑い時期ということもあり、

思いのほか汗をかいて

洗濯費用がかさみました。

11日間で6回洗濯しています。

乾燥込みで1回200円。

ただ、乾燥機は100円で40分。

40分では乾かず2回まわすので、

洗濯費用1回あたり300円。

それが6回で合計1800円使いました。

 

テレビカードは2枚購入で2000円

売店でカフェラテやチョコなんかを買って

合計1800円くらい使いました。

 

入院費用が治療、レントゲン、心電図、

採血、主治医の巡回(6回)、リハビリ(5回)

食事(29食)、部屋代は大部屋のため無料で合計:約85000円

テレビカード等の雑費:約5600円

 

11日間の入院でおよそ9万円ほどかかりました。

リハビリ目的の入院だと動けるので

売店に行くことが楽しみで、ついつい

雑費がかさみました。

 

あとは大部屋は同室の方により

少ししんどい思いをするので、

費用に余裕があったり

保険で個室を使えるなら

個室を希望するべきだと思いました。

(聞こえるように陰口言うのに、話しかけたら

 何事もなかったかのように対応されるのが怖かった)

 

 

以上、入院中の記録でした。

読んで頂きありがとうございました。

「PとJK」 映画紹介

 

 

 

三次マキさんが描いたマンガを実写映画化した作品。

2017年公開。

上映時間:124分

監督:廣木隆一

出演:土屋太鳳・亀梨和也・高杉真宙 他

オススメ度:★☆☆☆☆

 

 

合コンの数合わせで年齢を偽って参加した女子高生のカコ(土屋太鳳)。そこで警察官のコウタ(亀梨和也)と出会う。二人は惹かれあっていたがカコの歳がばれてしまい関係は発展することはなかった。しかし気持ちを諦めきれない二人は結婚することによって関係を続けることにする。

 

        

 

 

~あらすじ~

 

 

付き合いで合コンに参加したカコ(土屋太鳳)は

コウタ(亀梨和也)と出会いお互い惹かれる。

 

しかしカコが16歳ということを知ったコウタは

自身が警察官であるためにカコを冷たく突き放す。

 

カコは年をごまかしていたことを謝り

そのまま夜の街に走り出してしまう。

 

カコは路地裏で大神さん(高杉真宙)含む

ヤンキーに絡まれるがカコを追ってきたコウタに助けられる。

 

しかし、一人を取り押さえてたコウタを後ろから殴ろうとする大神。

カコはコウタを助けるために飛び出し大神に殴られる。

 

病院で目を覚ましたカコにコウタは「結婚しよう」と言う。

結婚は女子高生と付き合うことが出来ないが

離れたくないと考える自分とカコのために考えた

コウタなりのケジメだった。

一度はカコの父に反対された二人だが晴れて夫婦になる。

 

ある日大神が学校に登校してくる。(大神とカコは同級生だったのです)

大神はそんなに悪い奴じゃないと思ったカコは

友達として付き合うようになる。

 

しょっちゅう傷を作って登校してくる大神を心配したカコは

コウタに相談する。

コウタは大神について何か知っているようだが、

「知っていることがあっても公務員としての守秘義務があるから話せない」と。

それでも夫婦だから教えてほしいと思うカコ。

 

コウタの父がある事件で殉職していたことを知ったカコだが、

自分のことを話さないコウタに不満を持ち二人はすれ違い始める。

 

そんな中学園祭がスタートする。

外で一緒にいるところを見られる訳にはいかないコウタのことを考えて、

カコは変装デートを計画する。

コウタは学ラン、カコはカッパの恰好でデートを楽しむ。

 

学園祭中、カコは大神の昔の悪仲間にさらわれてしまう。

コウタと大神でカコを助けに行くが、

カコをかばってコウタが刺されてしまう。

ショックを受けたカコ。

病院で目覚めたコウタに「警察官の妻は無理だった」と別れを告げる。

 

その後、カコの通う学校での講習に

警察官として指導をしに来るコウタ。

質問コーナーで「なぜ警察官になったのか?」と質問する生徒。

コウタは「愛する人のために死ぬのではなく愛する人と共に生きていく」

と話す。講習は終わり皆それぞれ解散するが、

友人に背中を押されたカコと、

上司に背中を押されたコウタは同じ場所に走り出す。

そして二人は再び・・・

 

*****感想***** 

 

漫画原作ってことでエピソードが詰まりすぎていて

登場人物の感情がイメージ出来なかったです。(。-人-。) ゴメンネ

 

あとは自分が歳をとったからか(笑)、

カコの行動に対してだったり感情に対して何でそうなる?

って思っちゃってカコを好きになれなかった。

 

撮り方だったり映像とか音はキレイだなぁって思った。

土屋太鳳ちゃんの動きとか相槌が可愛かった。

ストーリーとしてはキュンキュンをイメージしてたけど違ったかな。

展開早くて二人の絆が深まっていくところが分からなかったから。

 

私個人的には映画が始まって1時間弱で飽きちゃいました。

あはは(;^_^A

 

☆おわり☆

読んで頂きありがとうございました。