「キセキ‐あの日のソビト‐」 映画紹介
GReeeeNの「キセキ」誕生までの実話をもとにした作品。
2017年公開。
上映時間:111分
監督:兼重淳
出演者:松坂桃李・菅田将暉・忽那汐里 他
オススメ度:★★★☆☆
厳格な父を持つJIN(松坂桃李)とHIDE(菅田将暉)の兄弟。
JINは音楽活動に明け暮れ父とよく衝突していた。そんな兄を慕ってはいるが医者である父も尊敬しており医者を目指すHIDE。
兄JINの協力のもとGReeeeNとしてデビューするHIDEだが医者になるという目標も諦めきれず2足のわらじをはく決断をして、「キセキ」という楽曲を作り上げるまでのお話。
~あらすじ~
HIDE(菅田将暉)が高校生の頃、兄JIN(松坂桃李)はバンドを組みライブハウスで活動をしていた。
JINは音楽プロデューサーの目に留まりプロとして活動することを目指す。
HIDEは医者を目指すが成績が思うように上がらず医者ではなく歯科医師を目指すようになる。
プロデューサーから「売れる音楽を作れ」と言われていたJINは曲を作り直すが、
バンドメンバーと「やりたい音楽じゃない」という行き違いで解散してしまう。
歯科大に入ったHIDEは友人4人と趣味で曲を作りJINに編曲を頼む。
曲が出来た時にライブハウスで楽しそうに歌を歌うHIDEら4人を見たJINは
自分自身ではなく弟の曲をプロデューサーに売り込む。
プロデューサーの目に留まったHIDEらの音楽だが、歯科医師になりたいHIDEはプロデビューを渋る。
しかしやってみたいという思いで4人はGReeeeNとして顔を出さずに曲を出す。
売り出したアルバムは好評で次回作を作るよう言われる。
この時HIDEは音楽活動に熱中し過ぎて成績が良くなかった。
「もうGReeeeNは辞める」と言うHIDEだが兄の説得の下再びGReeeeNとして活動することを決意する。
そして楽曲を作り始めたHIDEら4人はJINの協力の下「キセキ」を完成させる。
この曲はオリコン1位を取るほど売れる。
父も職場で患者さんから勧められて「キセキ」を聞く。
音楽活動には反対だが少しだけ譲歩するようになる父。
父は息子がGReeeeNであることを知らない。
大学の夏休み、音楽活動の合宿に行きたいHIDEは兄とともに父を説得し、
JINの車に乗ろうとする。
納得はしていないかに見えた父だったがHIDEとJINが車に乗り込もうとするとき「お前らもGReeeeNみたいな曲作れよ」と話す。
二人は自分たちがGReeeeNであることを知らない父にそのようなことを言われ
認められたように感じ嬉しさから笑いあう。
その後、宣言通り歯科医師になったHIDEと兄JINのGReeeeNとしての活動は、
顔出しをせずHIDEが2足のわらじをはくことで続いている。
*****感想*****
忽那汐里さんはCDショップの店員でHIDEの彼女役として出ています。
大学の勉強だけでも大変なはずなのに音楽活動もして、
ファンの期待にも親の期待にも応えているHIDEさんが
実在する人物だなんて信じられないほど凄い話。
尋常じゃない努力ができる人が成功するんでしょうね。
私も、この映画に刺激をもらいました。
自分にできることを頑張りたい。
精いっぱい生きたいなって思える映画でした。
☆おわり☆
ありがとうございましたm(__)m