makichang2525’s blog

アラサーBBAの何気ない日常を綴っています(^^)

「プライベートライアン」 映画紹介

 

 

 

1998年にアメリカで公開された戦争映画。

上映時間:169分

監督:スティーブン スピルバーグ

出演:トムハンクス・マッドデイモン 他

オススメ度:★★★☆☆

 

 

1944年頃のノルマンディ上陸作戦を背景にした作品。この作戦で多くの兵士を失ったアメリカ軍は、戦死した兵士の家族へその報告を行っていた。

報告を行う中で、ある母親が4兄弟のうち3人を今回の作戦で失っていることに気付く。

残された息子を何としても母の元へ帰らせてあげたいリンカーン大統領は、まだ戦場で戦っている4兄弟の末っ子を救出するように命令する。現場で命令を下された中隊長(トムハンクス)は救出部隊を編制し、ライアン2等兵(マッドデイモン)の救出に向かう。

 

     

 

 

            ~あらすじ~

 

 

 

舞台は1944年、第二次世界大戦中のフランスのビーチ。

ノルマンディ上陸作戦によって多くの兵士が命を落とす。

ドイツ軍との激しい交戦の末、上陸作戦は成功したが、

ある4兄弟のうちの3人が戦死してしまった。

 

 

アメリカにて、戦死者の家族へ

大切な人が戻らないことを報告していく軍上層部。

報告を行う中で、4兄弟を持つある母親が、

今回の作戦で3人の息子を失ってしまったことに気付く。

リンカーン大統領は、

残された息子をなんとしても救出するよう命じた。

 

 

ノルマンディ付近にて、救出作戦を命じられたのは、

経歴が謎の中隊長(トムハンクス)だった。

中隊長はライアン2等兵(4兄弟の末っ子:マッドデイモン)

を救うため、8人の部隊を編制する。

 

 

救出へ行くのは最前線の現場。

いつドイツ兵と出くわすか分からない

緊迫した状況で、

冗談を言い、

笑い合いながらライアン2等兵の情報を集めに行く。

ただの兵士救出作戦。

誰も死ぬことはないと思っていた。

 

 

ある町に到着し、味方を見つけた中隊長。

ここでライアン2等兵の情報を入手する。

移動中にドイツの民間人家族に遭遇する。

その家族の子供を助けようとした救出部隊の兵士が

撃たれて戦死してしまう。

いつ死が訪れてもおかしくない状況に緊張が高まる。

 

 

入手した情報をもとに

ライアンを見つけ出すが、

その人物は探していたライアン2等兵ではなかった。

しかし、新しく別の部隊にライアンがいる

という情報を入手した中隊長は

その部隊が集まる場所へ向かう。

 

そこでは戦死者の大量のドッグタグが袋に詰められていた。

ライアン2等兵の名前がないかと、

ドッグタグを

ゲームのように調べる救出部隊を見た他の兵士の目は冷たい。

ドッグタグをしまい、

ライアン2等兵は死んでいないと言う中隊長は、

生きた情報を入手するため兵士に聞きこむ。

そこで、ライアン2等兵が最前線の橋を守る部隊にいる

という情報を手に入れた。

 

 

橋へ向かう途中ドイツ軍を見つけた救出部隊。

迂回しようと言う隊員に、

中隊長は「後から来る部隊の為に交戦する」と言う。

隊員は反対するが、軍において上の命令は絶対。

ドイツ軍との交戦で、隊員を一人戦死させてしまう。

怒った隊員は、捕まえていたドイツ兵を殺そうとする。

しかし中隊長はドイツ兵を逃がしてしまった。

そのことで中隊長と隊員が衝突する。

中隊長は

「やりたくてやっている人なんていない、

 みんな故郷へ帰りたいんだ」

といった話をしてその場をまとめる。

 

橋へと進みだした6人。

橋に到着し、とうとうライアン2等兵を見つける。

3人の兄の戦死を報告し、国に帰るように命じる。

 

 

しかしライアン2等兵がいたのはギリギリの人数で守っている橋。

仲間を見捨てたくないライアンは、「残る」と言う。

そんなライアンに中隊長も橋に残って共に戦うことを決意する。

 

 

兵士は少なく、残っている武器も少ないため

中隊長は作戦を考える。

ドイツ兵を街の中に誘い込み、

ドイツ軍の戦車に靴下で包んだ手りゅう弾を

引っ付けて爆発させようというものだった。

 

 

ドイツ軍を待ち構えるなかで、

中隊長は昔は教師をしていたと話す。

ラジオを聞いたりタバコを吸ったり、

穏やかに時間が流れているかのようだったが、

ドイツ軍が見えたことによって

すぐに緊迫した状況に変わる。

 

 

作戦の中で何人かの連合軍兵士があっけなく死んでいく。

いよいよドイツ軍戦車が橋を越えそうなときに、

中隊長はライアンを橋の向こうへ逃がす。

中隊長は撃たれて動けなくなるが

必死に戦車を爆破させようとしていた。

 

 

そこへ連合軍の戦闘機が到着し、

ドイツ軍は撤退する。

中隊長は撃たれて瀕死の状態だった。

最後にライアンに生きるよう伝えて息絶えた。

 

 

それから数十年後。

ライアンは中隊長の墓参りに来ていた。

たくさんの子供や孫、妻とともに。

墓でライアンは敬礼を捧げる。

 

 

*****感想*****

 

この映画は映画ファンなら知っている方が多いと思います。

ってか知ってて当たり前?よく分かんないけど💦

 

私がこの映画を知ったきっかけは、

「太陽の末裔」という韓国ドラマでした。

「ライアン2等兵」という名前が

セリフの中で出てくるのですが、

実際にいた兵士なのかなぁと

何となく調べたらこの映画に行きつきました。

 

 

なんか、映画だから味方は死なんやろーなんて

思ってたら兵士がどんどんあっけなく死んでいって、

リアルな現実を突きつけられました。

そもそも最初の上陸作戦でめっちゃ死ぬし、

なんならリアル過ぎてグロいし。

でもこんなことが

いつ起きてもおかしくない時代もあったんだよなぁ

って考えさせられました。

 

兵士はガムを噛んでいたりタバコを吸っている人が多くて、

こんな状況にいたら精神おかしくなりそうやし、

何かで気を紛らわせてたんだろうなぁって。

(あくまで想像ですけど💦)

 

ドッグタグを身に着けヘルメットを被り、

常に死と隣り合わせな状況で、

多くの人が戦死しているけど、

その一人一人に思いがあったんだよなぁと、

観終わった後に

何かが胸に残っているような感覚になる映画でした。

 

 

 ☆おわり☆

ここまで読んで頂き

ありがとうございました。