makichang2525’s blog

アラサーBBAの何気ない日常を綴っています(^^)

「レオン」 映画紹介

 

 

 

1994年に公開されたフランスとアメリカの合作映画。

上映時間:133分

監督:リュックベッソン

出演者:ジャンレノ・ナタリーポートマン・ゲイリーオールドマン 他

オススメ度:★★★★★

 

 

レオン(ジャンレノ)は一流の殺し屋。イタリア系マフィアのトニーから依頼を受けて完璧に仕事をこなしてきた。

ある日アパートの隣人一家が殺害された。家族の中で一人生き残った少女マチルダ(ナタリーポートマン)は咄嗟の判断でレオンに助けを求める。

そこからレオンとマチルダの共同生活がスタートして。

 

 

 

~あらすじ~

 

 

 

レオン(ジャンレノ)は今日も殺しの仕事を完璧に終えて帰宅した。

アパートの階段で隣に住む少女マチルダ(ナタリーポートマン)が

タバコを吸っているのを目撃する。

チルダは父に殴られるから秘密にしてと言う。

チルダの顔は父親に殴られたのか痣だらけだった。

 

 

チルダの父は麻薬の運び人?のようなことをしていた。

父は麻薬を少しくすねてそれが組織にバレてしまい

一家全員(両親、姉、弟)殺される。

スーパーに行っていたマチルダはアパートに戻り、

怪しい男が自宅前にいるのを確認する。

自宅のドアの前を通り過ぎた際に、

瞬時に何が起きているかを理解する。

自分も家族であることがバレたら殺されると判断し、

扉の前を通り過ぎる。

そのまま隣人宅のインターホンを鳴らし、

「お願い出て」と心の中で必死に願う。

 

プロの殺し屋であるレオンは、

そんなおかしな様子を自宅ののぞき穴から見ていた。

少女にインターホンを鳴らされ、

自宅に招き入れるか迷うレオンだが、

結局ドアを開けてしまう。

 

 

一時助けただけのレオンだったが、

戻る家をなくし、「助けるなら最後まで面倒を見ろ」というマチルダに観念し、

二人の共同生活が始まる。

 

一緒に住んでレオンの仕事を理解したマチルダは、

「殺しを教えてほしい」と言う。

悩むレオンは最終的にマチルダに暗殺を教えることになった。

 

 

まだ体の小さいマチルダに接近戦は不可能だと思った

レオンは、まず銃の使い方を教える。

 

 

レオンは、慣れてきたマチルダを徐々に簡単な仕事に連れて行くようになる。

2人の作戦はドアののぞき穴にガムをつけて

外を見えなくし、油断させるために女であるマチルダが声をかける。

ドアをあけた人物を一気に射殺するというものだった。

最初は上手くいっていたが、暗殺対象者も知恵をつけ、

結果マチルダが危ない目に合ってしまう。

 

 

レオンは何かを考えトニーの元へ行く。

今まで暗殺で稼いだ金はトニーに預けていたため、

その金をマチルダに託してほしいと伝える。

 

 

その頃、マチルダは弟の敵であるスタン

(麻薬取締局のトップで裏では麻薬組織とつながっていた)

を討つため一人で麻薬取締局に来ていた。

(マチルダ一家を殺ったのはスタンとその部下)

敵の近くまでこれたが、気付かれて逆に捕らえられてしまう。

 

 

チルダが一人で麻取に乗り込んだことを知ったレオンは

救出に向かう。

多数対一人で圧倒的に不利な状況だったがレオンはスタンの部下二人を

殺害し、マチルダを救出する。

麻取で警察の恨みを買ってしまったレオンは警察に狙われるようになる。

チルダもまたレオンの弱みとして顔が割れてしまった。

 

アパートに戻った二人はベッドで一緒に寝る。

(レオンは殺し屋と言う仕事柄熟睡できず、いつもイスで寝ていた)

 

レオンはいつもミルクを飲んでいて、

レオンのためにミルクを買いに出かけたマチルダ

レオンを狙う警察官に後をつけられていて、

アパートに戻る前に捕まってしまった。

 

 

乗り込もうとする警察官に、

チルダは機転を利かせて入るときの合図があると、

ウソを教える。

 

 

ウソの合図を信じてドアをノックする警察官。

チルダではないことに気付いたレオンは反撃する。

チルダも隙をついて逃げ出し

レオンの腕の中に戻る。

 

 

しかし、ドアの前にもアパートの前にも

警察官がいて危機的状況は変わらず。

 

 

2人一緒にいたら助からないと判断したレオンはマチルダを逃がし、

「一時間後にトニーの店で落ち合おう」

と約束し、マチルダを先に逃がす。

 

 

レオンは転がっていた警察官のヘルメットや服を

奪い変装して階段を降りることに成功する。

途中で「ケガの手当てをする」という警察官にしかたなくヘルメットをとる。

 

手当てをしてもらっている時に、スタンに顔を見られてしまう。

逃げたレオンだったが外に出る直前に撃たれてしまった。

動けなくなったレオンに近づくスタン。

スタンが近づいてきたときにレオンは手りゅう弾を爆発させ、

チルダの敵であるスタンを道連れに自爆する。

 

 

トニーの店で待つマチルダ

レオンが死んだことは理解しているが

受け入れられない。

レオンの残した金は彼の望み通り

チルダに少しずつ渡されることとなる。

 

 

 

 

家族と住んでいる時から声をかけてくれていた寄宿舎

へ戻ったマチルダは、学校の庭にレオンが大事にしていた

観葉植物を植えた。

 

 

 

*****感想*****

 

映画って基本的に1時間過ぎたあたりから飽きませんか?(笑)

私は飽きちゃうタイプの人間なんですが、

この映画は最後まで飽きずに映画にのめりこむことが出来ました。

 

 

自分の解釈が合っているのかは分からないけど、

最初は、マチルダはレオンに捨てられないために疑似恋愛的感情を

向けているのかなぁと思ってました。

でもレオンを慕うマチルダが大人のような表情を見せることもあって、

少女なりにレオンの女になる覚悟ができているのかなぁとか。

よく分かんないけど。

二人の環境も特殊過ぎますしね。

殺し屋と家族を殺された少女って。

レオンもまたマチルダに対して、成立しない恋愛感情があったのかなぁとも。

 

二人で有名人の物まねをするシーンが面白かったです。

最後レオンがマチルダを逃がすところとか

銃で撃たれてしまうところは泣きました。

 

 

リュックベッソン監督はこの映画がハリウッド初監督作品らしいですし、

超大物のジャンレノとナタリーポートマンはこの作品でブレイクしたそうなので、

なんかすごい作品なんですね。

これはいい映画に出会えたと思える作品でした。